ある日の浩之の晩御飯
by Strategic Variable Fighter「白龍+β」
「さーてと、今日は何にしようかな。」
俺はいつものように今日の晩飯のついて考えていた。
「やっぱ、カップやきそばかな?」
ここで俺はあることに気付いた!
「あっ!「カップやきそば」って良く考えればただのスープのないカップラーメン じゃねえか!」
俺は今更になって気付いた。カップやきそばなんて所詮はスープ抜きのカップラーメン
と同じものだと・・・違う点といえばあの「粉末スープ」が「ただのソース」に変わった、
ただそれだけだと・・・・
俺は悔やんだ・・・悔やんだ・・・(何故悔やむ?)
「くっ!そういえば「宇宙食」だってそうだ!ただの「食品のフリーズドライ」バージョン じゃねえか!」(いや、ちょっと違う・・・)
それからどれだけ時間が経っただろうか。
(ピンポーン)
誰かがインターホンをおした。俺はこの意味の解らない気持ちのままで玄関に向かった。
「はい、今出ますよ。」
(ガチャッ)
「こ、こんばんは・・先輩・・」
そこには葵ちゃんがいた。
「葵ちゃん?どうしたの?」
「えっ、そ、その・・・たまには・・」
「たまには?」
「せ、先輩って殆ど一人だから晩御飯でも作ってあげようかな、なんて・・・」
「ほ、本当か?」
「はい・・・」
「いやあ、ありがとう。まあ、あがってよ。」
「はい、おじゃましまーす。」
そういうと葵ちゃんは俺の家の台所で料理をはじめた。
−それから30分後−
「せんぱーい!できましたよー」
「おお!葵ちゃん料理上手になったな。」
「えへへ、そう言ってもらえると嬉しいです。」
「やっぱりお母さんに教えてもらったのか?」
「はい、あと神岸先輩や来栖川先輩(姉)から教わりました。」
その時、俺の頭の中にとある光景が浮かび上がった。
そう、葵ちゃんと来栖川先輩が暗い部屋で料理をしている光景が・・・
(何?来栖川先輩が葵ちゃんに料理だと?う、うわああああああっ!)
俺が変な想像をしているのがわかったのか葵ちゃんが俺に言ってきた。
「先輩、変な薬は入っていませんから安心してください。」
「えっ?」
「冗談ですよ」
「そ、そうか。ところでさ葵ちゃん」
「はい?」」
「どう思う?」
「何がですか?」
「いや・・大した事じゃないんだ。」
「言ってください、先輩。」
「んじゃあ、いうけど笑うなよ。」
「はい」
「あのさ、葵ちゃんは「カップラーメンもカップやきそばも同じじゃねえか!」てなこと 思ったことない?」
「ないです・・」
「そ、そうか・・・・」
そしてしばらくの間俺達は沈黙していた・・・・・・
ーあとがきー
よけるなよー!!フーウッ!(バシバシバキバキドガドガバチーンドドドドドドーン)
弱いな・・・・(ドガドガドガドッグワーン)
一丁上がり!!(某格ゲー参照)
こんにちは皆さん!超トーシロのStrategic Variable
Fighter 白龍+βです
題目は「青年期における恋愛中の高校生の心理」ということで!
今度はもっとマシな作品を作ってきまーす それではサヨーナラー