理緒その1「まえがみ」

 浩之は決心を固めていた。
 目の前の少女に、どうしても聞きたいこと。
 何度も言おうとしたけれど、結局一度も切り出せなかったこと。

 それを今日、彼はついに聞くことにした。

「り、りりり理緒ちゃんっ!!いったいキミの前髪はなんなんだぁぁぁぁぁぁ!!」
「あ、これ? サトウキビ」
「サトウキビー!?」
「甘くておいしいんだよ」
「髪の毛がかー!?」
「何度もいでもすぐに生えてくるんだよ」
「じ、実用的だー!!」

ーEND


 ーひとことー
 なんじゃこりゃ(^^;



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