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レミィその1「幻滅デス…」
ハァイ!ワタシレミィね!
父親がアメリカンでぇ、母親がジャパニーズのハーフなノ。
こんなワタシ、ただいま16歳の青春真っ盛り!
いつもハートの中はある男の人のコトでいっぱいなんだよォ!
……って言ってる間にホラ!向こうからその男の人、浩之がやってきマース!
フフフ!いつもみたいに脅かしてやろっと!
『タタタタタタ』
「Hey! ヒロユキっ!!」
『ドンッ!』
鈍い音がして、ヒロユキが倒れちゃったヨ。
「いててて……って、レミィ!?」
「アハハハ!大丈夫ヒロユキ?」
大丈夫ヨ!これはワタシとヒロユキとの挨拶なんだから☆
ねーヒロユキ?
「お、おい矢島!今日はピンクだぞ!」
「な、なにぃ!?」
………What?
「へへ、今日はオレの勝ちだな!掛け金は貰っとくぜぇ」
「ち、ちくしょー!ピンクは一昨日もだったから今日は絶対白だと思ったんだけどなー……レミィのパンツの色!」
その後、廊下一帯に二発の鈍い音が響いたという情報が、次の日の志保ちゃん情報によって全校生徒に知れ渡った。
−END
【ひとこと】「幻滅デス…」
外人パワーを侮ってはいけません(笑)
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