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    Chimes A・O・I
the 2nd Chimes

はぐ☆マルチ   




 Prrrrrr
 Prrrrrr
 Prrrrrr

 Pi・Pi・Pi



 こんばんわ、先輩。
 眠ってしまわれたんですか?
 先輩が勉強していると思って、お電話かけてみたんですけど。
 こんな時間にお掛けして、ごめんなさい。

 明日は、もうちょっと早い時間に掛けますね。
 それでは、受験勉強がんばってくださいね、先輩。

 おやすみな…。

「あ、葵ちゃんっ!」
「あ、先輩っ。こんばんわ。あの、起こしちゃいましたか?」
「いや違うんだ。悪い、席外してたんだよっ。ごめんな」
「あ、そうだったんですか」
「部屋から葵ちゃんの声が聞こえたからビックリしたよ」
「ちょっと…時間が遅すぎましたよね。ごめんなさい」
「そんな事ないぜ。ありがとな、葵ちゃん」
「は、はいっ! 先輩、勉強がんばってくださいっ!」
「おうっ、葵ちゃんの応援があれば100人力さッ!」
「ふふっ、先輩ってば」
「葵ちゃん、明日は稽古だろ? 早く寝ないと…」
「あ、そうですね。それでは、失礼しますね」
「おう、サンキューな」
「はい。先輩、おやすみなさい」
「おやすみ」

 Tue・Tue・Tue・Tue

 Gacha


 気遣ってくれたんだ、先輩。
 うん、そうだね。
 明日も神社でお祈りして行かなきゃいけないし。
 早く寝よう。

 先輩。
 がんばって、きっと合格してくださいね。
 おやすみなさい。



              おしまい♪






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                痕 書
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 こんちヾ^^ はぐ@滅殺極悪崩壊者だよっ


 Chimesシリーズ第3弾は、再び葵ちゃんだったりする^^;
 受験を間近に控えた浩之へ電話をしてみると…という設定です。

 しかしなぁ…
 最近、葵ちゃんっていう娘を、ちょっと自分の中で
 作り始めちゃった香奈って気がするデスが…。

 ひとまず、しばし、葵ちゃんを見つめなおすことにしよう^^;


                     はぐ[multi@suki.net]

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